研修ご担当者様の頭を悩ませるのが研修企画書や教材設計書の作成ではないでしょうか。

担当としては、「まずは研修実施の決裁を得るために…(詳しくはあとで考えよう)」と抽象度の高い表現、言い方を変えれば人によって解釈が分かれる表現でとりあえず企画書を作成してしまうケースもあります。

そして、とりあえず…とはいえ、相応の時間をかけて作成した企画書が、制作段階になって多くの制約条件になってしまい、本来の学習内容や企画全体の検討以外のことに労力を割いてしまうこともあるでしょう。

eラーニングに携わる事業者には、それぞれ「得意な分野」があります。コンテンツ制作に強い会社、運用に強い会社、システム開発に強い会社、そしてマーケティング・セールスに強い会社などがありますが、当社はコンテンツの企画・制作に強みを持っています。

当社は大手グローバル企業や中央省庁に対し、一万人規模のeラーニング研修運営や独自の教材制作機能付のeラーニングシステムの開発・提供の実績があります。

しかし、社内教育ご担当者様を施策の企画段階から制作・評価までサポートできる体制と、eラーニング教材の「質」に対して特にご好評をいただいているという点で、コンテンツの企画・制作面においてお役に立てることが多いと認識しています。

当社のコンテンツ企画・制作は、いわゆるWEBデザイン会社や映像制作・配信会社のように見た目重視(見た目は非常に重要ですが)ではありません。企画段階で学習目標とゴールを吟味し、「それを実現できる設計はどのようなものか」を考えて教材の設計を行います。原稿制作では、受講者の視点にたって、「学習しやすい教材」を意識した制作を行うところが特徴となっています。

前置きが長くなりましたが、今回のeBookでは上記のような教材の企画・制作に強みを持つ当社が、どのような観点で研修企画書を作成しているのか、ご紹介させていただきます。

テンプレートとその解説という形でご提供していますが、テンプレートは枠でしかありません。解説部分から使えそうだと思った観点だけを、貴社の企画書のフォーマット内でご利用いただければと考えています。

なお、今回ご紹介する研修企画書のテンプレートは、いわゆる教材制作の設計書とあわせて、研修企画・設計書という形で作成しています。

なぜこのような形にしたのかも、eBook内に記載しています本資料が研修ご担当者様の教育実務のご参考になりましたら幸いです。

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