リモハラ防止のカギは、「共通認識」の醸成
リモハラ対策のカギは、「共通認識」の醸成
昨今の働き方の変化により、お客様から増えているのが「リモートワーク環境でおこるハラスメント防止について、何らかの策を打てないか」というお問合せです。
「オフィスに集まる」就業形態から、「各人がPC越しに、個別の環境で仕事をする」という働き方へと変わることに伴い、コミュニケーションのとり方やマネジメント方法が変わったことから、新たなハラスメントの懸念が生まれてしまっているようです。
クイズ「これってリモハラ?」… 増えています リモハラ防止のご要望
まずは下記クイズに取り組んでみてください!
【問題】
ある男性従業員からの訴えです。
下記のケースはセクハラに該当するでしょうか?YESかNOでお答えください。
現在私はリモートワークをしていますが、オンラインの会議のたびに、女性の上司が私の服装にコメントをしてきます。この前は『あら、その服いいわね!私の好みだわ~』と言われました。仕事に関係ないこのようなコメントに、正直困っています
正解は…?
正解は…「YES」です。このような上司の言動はセクハラにあたります。
このクイズは、弊社で実際に掲載しているリモートワーク・ハラスメントに関する設問です。教材内の解説では、なぜセクハラにあたるのかについても説明をしています。
「知らない」から、ハラスメントになる
ハラスメントの行為者は、自身がハラスメント行為を行っていることに無自覚であることが多いものです。リモハラも、行為者に悪意がないことが多いといえるでしょう。
一方で、たとえば「Web会議で顔出しを要求すること」をハラスメントだと捉えるかどうかについては、世代間によっても認識に大きな差が出ていることがアンケート調査などでもわかってきているようです。
このような状況でリモハラを防ぐには、全社員で「どのような行為がハラスメントにあたるのか」という認識を共有し、そのような行為を防ぐには、またそのような行為が見られた場合にはどうすればよいのかについて全員が知っておくことが非常に重要です。皆が「これはNGだ」と知っていれば、その行為を無自覚にしてしまう可能性が低くなり、ハラスメントの発生リスクも低下するのです。
eラーニングで効率的に共通認識の醸成を
eラーニングは、共通の知識や認識を多数間で共有することが得意なツールです。
また、昨今のリモートワーク環境であっても、場所や時間に影響を受けずに実施できることも強みです。弊社のハラスメント教材には、リモートワークにおけるハラスメントのクイズも新たに掲載しています。
「リモハラに対応したハラスメント教材」をお探しの方は、ぜひお気軽にお問合せください。