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知っていますか? ハラスメントの芽となる「インシビリティ」

日常の些細な言動が発端・発展し、ハラスメントとなるケースは少なくありません。そのような「ハラスメントの芽」となり得る言動・ふるまいのなかには、「インシビリティ(礼節の欠如)」と呼ばれるものがあります。

インシビリティとは?

インシビリティとは、日本語で「礼節の欠如」と訳されます。「相手の行為がハラスメントなのかどうか迷う」というようなふるまい、ちょっとした違和感や不快感を覚える態度や言動が該当します。

たとえば以下のような行為がインシビリティに当てはまります。

  • 相手の発言や挨拶を無視する
  • 無関心な態度や冷たい言葉を投げかける
  • 自分がミスをしても謝罪しない

職場におけるインシビリティの影響

インシビリティな言動は、些細かつ個人的な問題にも思えますが、積み重なることで職場の人間関係に悪影響を与え、ひいてはハラスメントに発展する可能性もあります 
職場におけるインシビリティは、個人だけでなく、チーム全体や組織に以下のような悪影響を及ぼします。

メンタルヘルスへの悪影響

インシビリティが日常的に繰り返されると、受け手はストレスを抱えやすくなり、メンタルヘルスの低下につながることがあります。 

生産性の低下

一緒に働くメンバーの仕事へのモチベーションや仕事の質を下げる可能性があります。 

職場環境の悪化

受け手の不快感を招き、周囲の人の働きづらさを高める可能性があります。

インシビリティを防ぐためのポイント

インシビリティな言動を減らしていくには、「なぜそのような言動が職場で問題視されるのか」について、また、インシビリティの対極ともいえる「リスペクト」を持った言動について、全員で共通の認識を持つことが大切です。

そこでご活用いただきたいのが、全社員で受講できるeラーニング教材です。
当社の全社員向けeラーニング「ハラスメント防止研修2025 標準レッスン」では、職場で問題となる「インシビリティ」についての理解を深めながら、ハラスメント防止について学習することができます。

ハラスメント防止研修2025 標準レッスンで取り上げている「インシビリティ」

  • 「インシビリティ」という概念について、具体例も交えてわかりやすく解説しています
  • ケーススタディでは、最近聞かれるようになった「不機嫌ハラスメント」に関する内容で、インシビリティについての理解を深めることができます
  • 受講者が「どのような言動を『インシビリティな言動』だと感じるか」についてのアンケートも実施できます

最近は、「明らかにハラスメントといえるような行為は減ってきているものの、ビジネスのコミュニケーションとして不適切な行為やコミュニケーションも、ハラスメントにつながる行為として、減らしていきたい」というご要望が増えています。本教材は、そうしたニーズにもお応えできる内容です。ぜひご活用ください。